【交換留学 面接】面接に受かるための準備と対策

留学

留学に行くことができるかどうかが分かれる「留学面接」を切り抜けるためには、どうするべきなのでしょうか。

この記事では、私が南米ペルーへの交換留学ための面接を受けた経験を元に、

  • 交換留学の面接前にしておくべき準備
  • 実際の面接中に聞かれるであろう質問の対策

を中心にまとめています。

「ペルーは英語圏の国ではないから参考にならない」と感じた方もいると思いますが、面接のための準備や面接官の質問は、留学先にかかわらず共通な部分が多いので、無駄にはならないと思います。よかったら、参考にしてください。

留学面接とは

読んで字のごとくなのですが、留学面接とは、「その人が本当に留学に行くに相応しいか」をチェックする場です。特に交換留学の面接では大学を代表して行くことになるので、相応の学力(例えばGPAなど)と、しっかりとした目的が求められます。

留学に行くためには面接は必須?

実のところ、留学の種類によっては面接を必要としない場合もあります。しかしながら、交換留学や派遣留学はほぼ間違いなく面接をパスする必要があります。

いつ行われる?

留学の種類や学校によって変わるのでなんとも言えませんが、私の場合は留学開始の半年前でした。

面接で使われる言語は?

日本語+留学先大学で使う言語(私の場合はスペイン語)が最も可能性の高いシチュエーションです。しかし、面接官や留学の種類によっては、日本語だけの場合もあります。

とはいえ最低限、留学先の言語で留学の動機を言えるようにしておきましょう

面接の所要時間は?

20分から40分程度がほとんどです。私の場合は30分で終わりました。

留学の面接までにやっておきたいこと

20分から40分というそれなりに長い時間、面接官の質問に対して返答したり、留学の目的を伝えたりしなければならないので、当然、事前準備は欠かせません。ここでは、面接を乗り切るために事前に考えておくべき情報をリストアップしてみました。

面接で話すことや聞かれるであろう質問をまとめる

交換留学の面接に限った話ではないのですが、話す内容は事前に決めておいた方がよいです。以下は、聞かれやすい質問のリストです。

  • 志望動機
  • 留学計画
  • 留学後の予定
  • その留学方法(交換、派遣など)選んだ理由
  • その国・大学を選んだ理由
  • これまでどのような勉強・準備をしてきたか

実際に、これらの質問が飛んでくる状況を想像しながら、自分ならどう言うかを考えてください。そのときのポイントは、 

A 矛盾していないこと 

⇒最初から最後まで趣旨が一貫しているかを確認

B 語学力向上や異文化体験をメインの留学目的にしないこと

⇒必ず、留学先で何を学びたいのかを全面に押し出す

C 面接官に「これって交換留学じゃなくてもできるよね?」と言われてしまうような内容にならないこと

⇒交換留学でないと達成できない留学目的を設定するのが重要

この3つになります。

語学留学は語学力向上を第一目標に掲げますが、交換留学は「何を」学びたいのかを問われます。語学力向上ももちろん、留学の動機として含めても問題ないですが、メインの目標にしてしまうと、「交換留学じゅなくて語学留学の方がいいよ」とつっこまれてしまいます。

自身の興味のあるテーマと、それを留学先でどのように学ぶのかを練っておくのが重要です。

留学先の国・大学について調べる

当たり前のようですが、留学先大学がどのようなシステムなのかなどをしっかり理解することが重要です。もちろん、全部知ろうとする必要はなく、自身に関係のある情報だけをピックアップして頭に入れておくことをおすすめします。例えば、

  • どのような学部に所属したいのか
  • どのような授業をとりたいのか
  • 時間割は日本と比べてどのような感じなのか

などを、事前に調べておきましょう。

また、その国の基本的な情報は必ず目を通しておきましょう。あくまで僕の意見ですが、

  • 人口
  • 首都
  • 国旗
  • 言語
  • 宗教
  • 政治体制
  • 国家元首

これらはだいたいでいいのでインプットしておくべきです。面接対策にももちろん役立ちますが、その国に赴く以上、ある程度の基礎データは知っておくのがベターです。

ちなみに、そうした情報を仕入れるときに利用するといいのが、外務省のホームページです。以下にリンクを貼っておきます。

国・地域|外務省 – Ministry of Foreign Affairs of Japan

まとめ

交換留学の面接についてとその対策を、自身の経験を軸にまとめました。

この記事を読んでいるという方の中には面接を目前に控えているという人もいると思います。やっぱり緊張して不安になっているかもしれないですが、とにもかくにも、面接の一番始めに言うであろう留学動機だけはしっかりはっきり伝えられるようにしましょう。それさえクリアできれば、あとはその勢いのまま話せると思います。

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