留学先では、多くの人が自炊することになると思います(ホームステイなどは別ですが)。日本で一人暮らしするだけでもなかなかハードなのに、まして海外となるととにかく不安ですよね。ここでは、ペルーの留学経験をもとに、二つのポイントをまとめます。
- ペルーの主要のスーパーマーケット
- 市場(マーケット)とスーパーマーケットの違いと共通点
- どちらを使うべきか
留学に限った話ではなく、ペルーへ旅行予定の方にも参考になると思います!
ペルーの主要のスーパーマーケット
ペルーでは、主に主要なスーパーマーケットが6つあります。
Plaza Vea
ペルー最大のスーパーマーケットチェーンと言われるほど、ペルー全国各地に存在します。値段も他のスーパーマーケットに比べてかなり安い傾向にあります。
また、自社ブランドの「Bells」の製品(日本でいう、イオンのトップバリュみたいなもの)は他のメーカーと比べてかなりお買い得になっており、特にスーパーマーケットにこだわりがないのであればここでいろいろ買うのもありだと思います。
Tottus
Plaza Veaレベルの手ごろな価格が特徴のスーパー。これも、少なくともリマ内では至る所にありました。僕の家の近くにあったのはPlaza Veaだったのでこっちはあんまり使ってなかったですが、2つとも値段が大差なかったです。
Metro
ここも、上二つと大きな差はないように感じました。ただ、やっぱりPlaza Veaの方が若干安い気もします。
Wong
他のスーパーと比較して、かなり値段が高いと感じました。
しかしその理由は、コスト削減よりもサービス向上を謳っているからだそうです。実際、値段は全体的に高いですが、スタッフさんの対応はかなり良いです。
Wongの店員さんのサービスがかなり良いのは事実ですが、他のスーパーマーケットが悪いという意味では決してありません!!
様々な場所で、様々な種類のスーパーに寄ってきましたが、店員さんの言動で不快になったことは一度もないので、正直どこのスーパーもよっぽどのことがない限り、問題ないと思います
Vivanda
かなり店舗数が少なく、中流階級や上流階級の人たちが住むようなエリアにある印象です。そのため、Wongよりも高いと感じる商品もありました。
Macro
Plaza VeaやTottusに比べて店舗数では劣るものの、全国に存在するスーパーマーケットです。特別に安いという印象はないですが、高くもない感じでした。
市場(マーケット)とスーパーマーケットの違いと同じところ
次に、2つの販売形態の同じところと違うところ、そしてどちらで買い物をするべきかをまとめます。
同じところ
- 野菜や果物はだいたい1キロ単位の値段で販売
違うところ
- 値段
- 値段交渉
- 売られている商品
- 衛生面
同じところ
似ているところはあまり多くないのですが、強いて挙げるとすれば、以下の点ではないでしょうか
野菜や果物はだいたい1キロ単位の値段で販売
日本だと、「一個〇〇円」といった感じで、一個単位での販売が主流ですが、ここは1キロ単位販売が最もポピュラーです。もちろん一個単位の場合もありますが、それはドラゴンフルーツやグラナディージャといった、一つ一つの個体差が少ないものに多く見られる傾向があります。
僕としては、好きな形や重さを選びながら買うことのできるキロ売りの方が好きですね
違うところ
値段
一般的に、市場(マーケット)の方が安く買えると言われています。しかし両者を比べて感じたのは、絶対に市場の方が安くなるというわけではないということです。
マーケットの方がお財布にやさしいイメージですが、商品によってはスーパーマーケットで買った方が断然お得な場合もありました。
もちろん、これはペルーに限った話ですし、国内でも地域差があります。
値段交渉
これはマーケットの醍醐味です。スーパーマーケットでは絶対できないですね。
ただ、マーケットでも大体の商品は値段が決まっており、値札が張られている場合もあるので、食料を買うときにあまり値段交渉はしなかったです。
よかったらこちらの記事も参考にしてください。
売られている商品
マーケットにあるのは食料だけではなく、服やちょっとした雑貨類もあります。
とはいえ、品ぞろえで言ったらスーパーマーケットの方が圧倒的に多いです。服全般を始めとして生活雑貨や生理用品、果てはスマートフォンや家電製品まで売っている場合もあるので、何でもそろいます。
しかし、マーケットはスーパーでは見かけない、マイナーな食料が手に入りやすいのが魅力です。全く見たことのない食べ物がいっぱい見つかるので、とても新鮮で面白いですよ。例えば私は、マーケットで皮が赤いバナナを買いました!
衛生面
衛生面を気にして、市場での買い物を避ける人は少なからずいるでしょう。実際、現地のマーケットを初めて行ったときは、本当に心配になりました。というのも、カットされた生肉が常温で販売されているし、鶏肉まるまる一匹が吊らされているし….
衛生面でみたらもちろんスーパーマーケットに軍配が上がりますが、しかし、マーケットも見た目ほど心配はいらないと思います。
一年間マーケットで買い物してきましたし、マーケット内の食堂の定食を食べてきましたが、腹を壊したり何か病気にかかったことはなかったです!(個人差です)
どちらを使うべきか
マーケットかスーパーマーケット、どちらを使うべきなのかという問題の、私なりの答えは「両方使う」です。
「値段は気にしないから、とりあえず安全第一に食べたい!」という人はスーパーマーケット一択で全く問題ないですが、私はお金を節約したかったので、二刀流で買い物を続けました。
両方を訪れて、値段を比較し、安い方で買うという方法は、ちょっと手間ではありますが、両者のメリットを最大限利用できるのでおすすめです!
まとめ
この記事では、ペルーにおけるスーパーマーケットの種類と、マーケットとスーパーマーケットの相違点をまとめました。
特に海外に長期で滞在する人にとって、食べ物の確保は大きな問題の一つです。遠く離れた地で食料調達するのは、慣れるまではかなりハードな試練になると思います。
自分に合った買い物の仕方を見つけて、買い物を楽しんでくださいね!!